試合結果

9月1日(土)明治大学八幡山グラウンド
TRM
大森学園 0-8 明治大学
    (0-4)


選手権2次予選に向けた格上想定の試合設定でしたが、全く我慢が出来ずに完敗。もっとやれるはずなのですが、個々で頑張るだけでは格上には勝てません。「何が通じて、何が通じないか」を見極めるために組んだ試合ではありません。それを踏まえた上で「どの様に戦うか」でした。現に決定機もいくつか作り、中盤でのボールの動かし方も良い時間帯が多くありました。「ただ単にサッカーをやった」の感覚では、それは「サッカー」とは呼べません。「ただボールを蹴ってボールを追いかけた」に過ぎないのです。更にはサッカーではなく、フットボールを目指さなければ、このスポーツの面白さを追求する事は難しいでしょう。サッカーは11人で行なうスポーツです。いや交代メンバーやバックアップメンバーも含めて戦うチームスポーツです。個人のペースアップは最重要ポイントですが、チーム性※連動(同時性、連続性)もまた重要ポイントです。
年齢を重ねる毎に本当に面白いと思えるスポーツに出会えた幸運に感謝しながら、高校生がその本質的な感覚に、押し付けず気付ける様に伝え方を磨かなければと痛感しています。面白さと難しさ(厳しさ)をもっともっと選手たちと共有していきたいと、改めて実感を深めた試合となりました。その為には、やはり私自身がもっともっと「フットボール」を楽しむ姿を見せる事で、更に伝えられる部分が増やせるのではないかと考えています。